0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

潜在意識ってこんな感じ

これは私の場合です。

にじの森をやったり、子育て講座をやったり、

子育て相談ライブをやったりしていても、

いつもつきまとうのが「自分には価値がない」という感覚。

意識の上ではバカバカしいと思っていても、

何かとってもしんどくなる。しんどくて動けない感じ。

価値がない自分が本当の自分のように感じる。



そこで、セルフアウェアネススキルのセッションをしてもらいました。

お題は「私には価値がない」



私が子どもの頃の実家はちょっと一般の家庭とは違っていました。

詳しくは書けないですが、

両親ともに忙しく、常に人がバタバタと出入りし、

子どもはいるのかいないのか分からない感じ。

父の期待も重く、でも私は夢見る夢子ちゃんだったので

とうてい期待には応えられない。

祖父と父がいつも激しく喧嘩している。

まだまだ、いろいろありました。

一緒にいることがあまりなかったので、

両親と楽しく過ごした記憶がなかったり。

もちろん、これは子どもの私から見た我が家の情景です。

子どもと大人とでは温度差があるのです。

そんな家の空気感がとてもしんどかった日々でした。




でも、それ程自分に価値がないとも思えないし・・・

この感覚はどこから来るんだろう?

とセルフアウェアネススキルで見てみました。




すると・・・出て来るわ、出て来るわ。

ごきぶりぞろぞろのように、出て来ました。

私が主に両親との関係で子どもの頃に信じ込んでいて、

今まで持ち続けていたことです。




①もし私が本当にやりたいことをやっても、きっとつぶされるだろう。
だから、私はあきらめる。

②もし私が期待に応えようとしても、絶対無理だろう。
だから、私は絶望する。

③もし私がみんなに気づいてほしいと思っても、きっと無視されるだろう。
だから、私は関わってもらうことをあきらめる

④もし私が誰かに来てほしいと思っても絶対叶わないだろう。
だからわたしは我慢する。

⑤もし私が助けて欲しいと言っても、絶対無理だろう。
だから私は助けてもらうのをあきらめる。

⑥もし私が楽しく過ごしたいと思っても、絶対無理だろう。
だから私はあきらめる。

⑦もし私が希望をみつけたいと思っても、絶対無理だろう。
だから私はあきらめる。
  ↓
まとめて もし私が何か望んだり、願ったりしても絶対叶うのは無理だろう。
だから私はあきらめる。




こんな思い込みがまだあったとは、自分でもびっくりでした。

こんな思い込みを持ち続けていれば、自分には価値がないと今も感じる訳です。

今の大人の私は笑えるけれど、子どもの頃は本当にそうだったなぁと、

すっかり忘れていたことを思い出しました。




今は、これはきれいさっぱり、すっきりです

子どもの頃に思い込んだことって、こんな風に大人になっても

こころの奥底に残り続けて、今の現実に作用してくるのです。

私はもう何回もセルフアウェアネススキルで見ているのですが、

まだまだありそうです

でも随分こころも身体も軽くなりました。


1回でストンと大丈夫になる人もいれば

私のように何度も必要な人もいます。

何か現実がしんどいな、とか人との関係性がうまくいかない、

いつも怒ってばかりいる、逆にくよくよしてしまう、

身体の不調が出て来てしまった時などが、

自分を見てみるベストのタイミングです。




そしてやはり、あなたのお子さんには

どんなことがあれ、あなたが大事だし愛しているよ、

ということを日々言葉や態度で伝えて欲しいなぁと思っています