0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

子どもの未来は?

今日はめずらしく比較的年配組?3人で

育児について、子どもの実態について、

親子関係について、人生についてなどなど

ランチしながらおしゃべりしました。

Mさんとは初めまして、でした。

Mさんは塾を経営されていて、生の?中学生と日々接しておられ、

Tさんは長年教育に携わった後、

今は森に関するプロジェクトに関わっておられ、

私は主に早期の親子関係について取り組んでいます。

それぞれの立場で出来ることをやっていくうちに、

それがいつか輪のように繋がり合い、

関わりあって来るのではないかと期待しています。



二度とない貴重な子ども時代を、

大人の都合によって左右されてしまうのは

つくづくもったいないなぁと思ってしまうのです。

もっともっと広い視野で見渡してみれば

色んな生き方があるのになぁ。

学校教育に適応できていて、

自分を生きられる子はそれで良いと思いますし、

大きい集団の中での学びから得られることも多いでしょう。



でも、お子さんがそうでないとしたら、

思い切って違う道を試してみても悪くはないのではないでしょうか。

今は中学までは学校に行かなくてもちゃんと卒業はできますし、

高卒検定もそれ程難しくはないそうです。

ちゃんと自分が生きたい生き方を選択しようと思えば、

昔より色んな選択肢があるのですよね。

大人が既成概念から自由になれれば、子どもにとっても

新しい世界が待っているかも知れません。

世の中には面白いこと、学べること、チャレンジ出来ることが

思っているよりずっと沢山あります。



昔は子どもが遊ぶ時間は保障されていたのです。

それがあったからこそ、多少のことがあっても

気持ちがリセットできていたのだと思います。

子どもがボーッとしていたり、遊びほうけていたりする時間は

思いの他大切なような気がします。

今は子どもが管理され過ぎていて、アップアップしています。

ちゃんと子どもが子どもらしくいられる子ども時代を保障してあげる、

ということが本当は大人の義務であると思うのです。

コメント

自分を責めるよりも、日常の接し方を変えましょう

このブログを読んでくださっている方の中にも

ご自分の育児でとても自分を責めていたり、

罪悪感をもっている方もいらっしゃるかも知れませんね。




でも、責めたり罪悪感をもったりすることは、

自分も周りも傷つけ、悪循環に陥ってしまいます


みんな自分が育てられたようにしか育てられないので、

仕方のない面もいっぱいあったことと思います。

それはいくら自分を責めてみても何も解決はしません。

そこから抜け出し、一歩を踏み出し、

こころの仕組みを知って、日常の接し方を変えることで

少しずつ良い方向へと変わっていきます。

同じパターンを繰り返していても、変化は起きません。




お子さんがまだ小さい場合は親の方が変化を起こすと

子どもも変わっていきます。

すでに自分が大人になっている場合は、

自分の問題として捉え取り組んでいくと、

親の方も少しずつ変わっていきます。

家族の中で気づいた人から取り組んでいくと

そこから変化が起きてきます。



子育て講座は、小さいお子さんのことを扱っていますが、

実は全ての問題の根っこがそこにありますので


全ての年代の方に当てはまります。

ここに立ち返って考えてみましょう、というところをお教えしています。

保育士さんや学校の先生も知ってくださると

子どもへの関わり方や取り組みが変わってくると思います。

子どもがなぜそういう反応をするのか、というところが理解でき

るようになるからです。

幼児期までの育児ほど「大切な仕事」はないと思います

最近は「女性がいかにして社会に出て働くことができるか」

というところに焦点が当たりがちですが、

私は育児は「世の中で最高の価値ある仕事」だと思っています。

それは、女性が社会で働くことが悪いと言っていることではありません。

もっともっと「育児」ということの「価値」や「意味」に

気づいて欲しいと思っているのです。



連日のように報道される虐待や育児放棄、残虐な事件、

不登校、引きこもり、摂食障害など、

社会問題になっている殆どのことが、

実は幼少期の育ちに根っこがあるのです

そして、その根っこにはまた、その事件を起こした人の幼少期の育ちが関係しています。

それは誰かが気づいて変えない限り、ずっと連鎖していきます。



今までは、何かこのことを書くことに躊躇がありました。

これを書くことで誰かを傷つけてしまうのではないか、とか

強い半発が起きるのではないか、という恐れがそこにあったからです。

でも、この恐れもやはり私の育てられ方から来ています。

私は、全てとは言いませんが、確かに尊重してもらった面もありますが、

殆どの場合、親も意識していなかったのでしょうが、

親の側の思いを押し付けられ、

自分の考えは否定されて育てられました。

だから「自分の本当の思いを言葉にしたら何か良くないことが起きる」と

潜在意識に書き込まれていました。

私はこの恐れがとても強く、高校生くらいまでは殆ど何も話せず、

大学生になり寮生活をしてから少しずつ話せるようになったのです。

でも、それも親の側からしたら「私のために」「良かれと思って」なのです。



ですので、息子が亡くなる時も、

私の望むお葬式のやり方では絶対親に反対されるだろう、と思っていました。

それで密かに準備し、この時ばかりは自分の思い通りにし、

親の反応は案の定でした。

その時に母に自分の気持ちを思い切って言葉にして伝えました。

私がどういう気持ちでこの方法にしたのかを伝えました。

でも返って来た言葉は、父を怒らすな、という言葉のみでした。

私はこの時、ほんの一つの望みさえ叶わないような

絶望的な気持ちになってしまいました。



今は、この結果は実は私の防衛反応が招いたことでもあると理解しているし、

親子関係も修復されたのですが、

こんな風に子どもは幼少期の親との関係で、

大人になっても無意識に防衛反応をし続けて

自分の望まない人生を歩むことになってしまいます。


このことを全ての人が知っていたなら、

育児がどんなに大切で重要か、ということに気づき、

子どもへの接し方が変わって来るのではないかと思っています。



親はみんな我が子がかわいいし、愛しているんだなぁということは

私が普段お付き合いいただいているお母さん、お父さんから教えていただきました。

でも、育児は楽しいよりも大変なことが多いですし、

しつけはどうしたらいいのか、ということさえ、

みんな良く分からず手探り状態です。

それでなおのことしんどくなり、育児が大変になり、

悪循環に陥ってしまいます。

そこに更に追い討ちをかけるのが、

周りの人も本当はよく知らないでアドバイスしている、ということなのです。

この悪循環を何とかして断ち切りたいなぁというのが

私の願いのひとつでもあります。

今はやりのベビーマッサージも一歩間違えば「負の触れ合い」になってしまいます。

ベビーマッサージこそ、心の問題を良く知っている人が教えないと

心に傷を作ってしまいかねません。



今年は「人を傷つけるのではないか」という恐れを手放し、

私の中の真実の思いを伝えて行くことが私の目標です。

キャラクトロジー心理学

13年前に息子を亡くした時に、

それまでフタをして見て来なかった

自分の両親との関係の心の傷が

一気に噴き出してしまいました。

全く動けなくなり、生きる気力もなくなり、

この先、何をしていけばいいのかも分からなくなり。

 

息子と共にずっと病院暮らしをしていたので、

普通の生活が逆に見知らぬ世界になってしまい、

怖くてたまらなかったということも重なりました。

特にパソコンや携帯の普及で、

実生活もいろいろ変わっていました。

この状況で、私は何をして生きていけばいいのか、

途方にくれ、生きるのが怖いし、

息子のいない世界で生きて行くこと自体が

考えられないことになってしまっていました。

 

普通のカウンセリングでは全く解消せず、

薬は副作用が強すぎて体調不良になり・・

そこで、最初に体験したのが箱庭療法です。

これを受けて、ようやく自分ひとりで外出が出来るレベルになりました。

 

そこから深層心理に興味をもち、東京に通い続けて今に至っています。

実に様々な心理学やセラピーがあるのを知りました。

今学んでいるのは、アメリカのBBSHというバーバラブレナンさんという方が設立されたカレッジで学んで来られた方の講座です。

詳しくはこちら

http://www.reservestock.jp/events/103219/M2Y4ZDljMTY3Y/NjA4ZGEzYzM5ODVjOTE1Mjk0N

 

「キャラクトロジー心理学」

子どもの頃のどの時期にどんな心の傷ができ、

今現在の生活にどんな影響を及ぼしているかが

理解できるようになります。

私がブログに書いていることも、

これを踏まえて書いています。

ご自分の問題で悩んでいらっしゃる方には、お勧めの講座です。

 

春からまた講座が始まります。

必要としている方に届きますように^^

ちなみに、私は今「リレーション講座」に通い中です。

 

 

セルフアウェアネススキルは安全だなぁと感じます

カウンセリングやセラピーが必要な方というのは

だいたいA(言わば、いい子)か

B(悪い子)かの板ばさみになっていたり、

またはBにいるんだけれど、Aに行かなければと

自分を追い込んだ状態になっていたりしています。


これがかなり大変な状態であったりすると

カウンセラーやセラピストは、クライアントさんの

その状態を受容できなくなることがあります。


その問題が自分の心の傷に関係していたりすると、

ついついBにいる状態を批判したくなったり、

逆にAに行くことを応援したくなったりするのです。

そうすると、そこでカウンセリングがうまくいかなくなります。

AにもBにも答えはないからです。

一時的にそこにとどまるということはありますが。

カウンセリングがうまくいくのは、常にクライアントさんを

受容できているからです。

これは、かなりベテランのカウンセラーさんでも難しい時があります。




セルフアウェアネススキルのすごいなぁと思うところは、

クライアントさんの中から出て来たことだけを扱っていき、

はずしていくので、

カウンセラーやセラピスト側の葛藤が起きにくいということです。

そうなんですね~~という感じでいるだけで、

自然にクライアントさんの方で進んでいきます。

そして1回のセッションで気づきのところまで、

殆どの方が行っています。

次にどうしたらいいのかも、自然に答えが出て来る感じです。

もちろん、その次にまた課題が見えて来たりすることはありますが。




とは言え、身内のセッションはやっぱり葛藤

自分の心の傷も痛くなったりするからです。

ここのところの腰の重さには、

夫とセッションをした時の葛藤が乗っかっていたようです




セッションの感想をいただきました。


「今日はありがとうございました(^^)

信念体系を明確化し、幼少期の感情に寄り添った時に、

胸の奥に溜まっていた?留めていた感情を外に吐き出すかのように、

深い呼吸が何回も出たという体の反応にビックリしました。

そのあと、肩や首の後ろが温かくなりました。

セッションの初めに、不快な身体症状を感じる事が

あまり無いように思っていましたが、

セッション後には肩や胸のあたりが軽くなっているように感じました。

母の感情は母のもので、私のものではないと、

分離してとらえることが出来て、愚痴も聞き流せると思えます。

母に会った時の反応が楽しみです。」

潜在意識ってこんな感じ

これは私の場合です。

にじの森をやったり、子育て講座をやったり、

子育て相談ライブをやったりしていても、

いつもつきまとうのが「自分には価値がない」という感覚。

意識の上ではバカバカしいと思っていても、

何かとってもしんどくなる。しんどくて動けない感じ。

価値がない自分が本当の自分のように感じる。



そこで、セルフアウェアネススキルのセッションをしてもらいました。

お題は「私には価値がない」



私が子どもの頃の実家はちょっと一般の家庭とは違っていました。

詳しくは書けないですが、

両親ともに忙しく、常に人がバタバタと出入りし、

子どもはいるのかいないのか分からない感じ。

父の期待も重く、でも私は夢見る夢子ちゃんだったので

とうてい期待には応えられない。

祖父と父がいつも激しく喧嘩している。

まだまだ、いろいろありました。

一緒にいることがあまりなかったので、

両親と楽しく過ごした記憶がなかったり。

もちろん、これは子どもの私から見た我が家の情景です。

子どもと大人とでは温度差があるのです。

そんな家の空気感がとてもしんどかった日々でした。




でも、それ程自分に価値がないとも思えないし・・・

この感覚はどこから来るんだろう?

とセルフアウェアネススキルで見てみました。




すると・・・出て来るわ、出て来るわ。

ごきぶりぞろぞろのように、出て来ました。

私が主に両親との関係で子どもの頃に信じ込んでいて、

今まで持ち続けていたことです。




①もし私が本当にやりたいことをやっても、きっとつぶされるだろう。
だから、私はあきらめる。

②もし私が期待に応えようとしても、絶対無理だろう。
だから、私は絶望する。

③もし私がみんなに気づいてほしいと思っても、きっと無視されるだろう。
だから、私は関わってもらうことをあきらめる

④もし私が誰かに来てほしいと思っても絶対叶わないだろう。
だからわたしは我慢する。

⑤もし私が助けて欲しいと言っても、絶対無理だろう。
だから私は助けてもらうのをあきらめる。

⑥もし私が楽しく過ごしたいと思っても、絶対無理だろう。
だから私はあきらめる。

⑦もし私が希望をみつけたいと思っても、絶対無理だろう。
だから私はあきらめる。
  ↓
まとめて もし私が何か望んだり、願ったりしても絶対叶うのは無理だろう。
だから私はあきらめる。




こんな思い込みがまだあったとは、自分でもびっくりでした。

こんな思い込みを持ち続けていれば、自分には価値がないと今も感じる訳です。

今の大人の私は笑えるけれど、子どもの頃は本当にそうだったなぁと、

すっかり忘れていたことを思い出しました。




今は、これはきれいさっぱり、すっきりです

子どもの頃に思い込んだことって、こんな風に大人になっても

こころの奥底に残り続けて、今の現実に作用してくるのです。

私はもう何回もセルフアウェアネススキルで見ているのですが、

まだまだありそうです

でも随分こころも身体も軽くなりました。


1回でストンと大丈夫になる人もいれば

私のように何度も必要な人もいます。

何か現実がしんどいな、とか人との関係性がうまくいかない、

いつも怒ってばかりいる、逆にくよくよしてしまう、

身体の不調が出て来てしまった時などが、

自分を見てみるベストのタイミングです。




そしてやはり、あなたのお子さんには

どんなことがあれ、あなたが大事だし愛しているよ、

ということを日々言葉や態度で伝えて欲しいなぁと思っています

セルフアゥエアネススキル

今、現実に起きている問題や

身体の不調などの元になっているトラウマを特定し、

癒していくスキルです。

トラウマというと普通はとても大変なできごとで起こるように思いますが、

実は過去の日常のささいな出来事が関係していたりします。

普通はトラウマはなかなか特定できませんが、

セルフアウェアネススキルでは

トラウマを特定し、解放していきます。

そして、それまで切り離されていたエッセンスを取り戻し、

その人本来の輝きが現れます

心も身体もどんどん軽くなっていく素晴らしいスキルです^0^


セルフアゥエアネススキル

http://heartintouch.net/awareness/



セルフアウェアネスのご感想をいただきました。



終わったあとの感想です。

何をするのかも、わからずのスタートでしたが、

終わってみるとスッキリ!でした。

いい感じです。

なるほど、なるほど、と自分の信念体系を見せてもらい、

また外していく過程も面白かったです。

体が軽くなりました。

これから入院というタイミングでしたからベストだったなと思います。

ピエロを演じたのが、嫌ではなかったことも良かったし、

そんな家庭だったからピエロの腕も上がったとそれさえも肯定できました。

「ただ仲良くしてほしい」という願いは本当でした。

そこで涙が出ました。

仲良く暮らしてほしいし、その中で私は居たかったのだという気づきは、

私のこれからの人生を変えてゆくのでしょう。

21日間、自分に向けて言葉を言い続けてみます。

裏表のない私が現れるように思います。

ありがとうございました。