0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

子どもの本当の幸せは?

子どもが一番幸せな時って、どんな時だと思いますか?


美味しいものを食べている時?

お母さんに甘えている時?

遊んでいる時?

ゲームしている時?

みんなで出かけている時?





カウンセリングでかいま見える

皆さんの心の傷になっている子どもの頃の場面は、


お父さん、お母さんが喧嘩しているところ、

家族みんながいがみあっている場面、

すごく怒られた、おどかされていい子になっていなければならなかった、

ひとりぼっち・・・



そういう時の子どもの望みは

「ただ、みんなが仲良くしていてほしかった」

これだけなんです。

これが一番の子どもの幸せ。

ほんとうにシンプルなのですが、

現実には難しいことでもあります。





私たちは無意識のうちに、今の現実に起きていることを

子どもの頃の経験に結び付けていて、

同じように反応しています。

それは本当に無意識なので、自分ではなかなか気づけません。

どうしても子どもを怒ってしまう、そのことの下には

子どもの頃の辛い経験があったりします。

ほんのささいな日常の場面だったりします。





私が子育て講座を開こう、と思ったのは

そんな日常の場面が心の傷になっていて、

人生を左右してしまっているということに気づいたことにもあります。

それではどうしたら良いのか?

それを具体的に考えていただけたら、と思っています。





そういうことを考えると、

日々を意識して、子どもの幸せを願って、

実際に行動に移して生きることが大切ですね。

あなたの日常の日々はいかがですか?

育児の悩み 親子関係の問題には早めに取り組むに越したことはない

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あなたは、ご自分の子どもがかわいくな~~い、と思っていますか?

実はそれは、いつもではなくても、殆どの人がそう思っていますよ^^;

心の深~~いところでは愛しているのですが、

たいていの親子は、何かしらの問題を抱える組み合わせになっているのです。

3人兄弟がいたら、誰かとうまくいかない、とか。

ちょっとアヤシゲですが、人生はそういうことになっている、

とでも言ったらいいでしょうか^^;




かわいくないからダメな親なんではないんです。

難産だったり、産後母子同室でなくて離れていたり、

ホルモンの関係で親の方が不安定になっていたり、

夫婦関係が関係している場合も多いですし。

様々な理由があるのですが、母性というのは後からも育つものなんです。

だから大丈夫、大丈夫。




これもまた、アヤシゲな話なのですが、

心の問題にはウイルスのように?潜伏期間があるんです。

幼少期の育ちの問題は、潜伏期間を経て後ドカンと姿を現します。

シュタイナー教育では、その時期は17歳ごろと言われていますが、

今は様々な社会事情で、現れる時期も様々だと思います。




日々の生活の中で、子どもはちょくちょくサインを出しているのですが、

ちょっとした、どこにでもあるようなことなので、

大したことがないように思うため、そのサインは見逃されがちです。

それなので、突然問題が出て来たように思うのです。

例えば、よく、小さい頃にいい子だったのに、どうして?と言いますよね。

それは、いい子だったから問題が起きたのです。




いい子って、自分のことをありのままに出せない子なんです。

親が良かれと思っていい子にしようと、

ギューギューとしつけをしてしまったり。

そうすると、子どもは自分の気持ちを押さえ込んでいい子でいます。

でも、いつまでも偽りの自分でいるのは苦しいので、

本当の私はこうじゃな~~い!と(自分では気づいていなくても)心が叫ぶのが

大きな問題として現れます。

逆に言えば、家では我がまま出せるのはいいことなんです。

自分を出しても大丈夫、と思っている訳ですから。

親がそれをどう受け止めるか、は親の側の問題です。




ですので、小さいうちに、

何か子どもとの関係がギクシャクしているなぁと感じたら、

その時が取り組む最適な時期です。

早期に取り組むとそんなに大変なことにはなりませんし、

爆発しても親の方がまだまだ受け止められるので、

早く解決しやすいです。

大した問題になっていない場合は、

親がそのちょくちょく出しているサインに応えてあげているからです。




講座で心のしくみを知り、

ご自分の問題にカウンセリングで取り組み、

にじの森で実践してみる。

この3つに取り組んでいただくと、実際の生活が変わってきます。

こころのしくみを知ると、自分の心が納得するので、

子どもと向き合いやすいし、取り組みやすいのです。




とりあえずどうにかしたいわ!という方は

「子どもの話をとにかく聞いてあげる」



これを徹底的にやってみてください。

子どもって、昨日もあるお母さんと話していたのですが、

『自分を見てもらいたい、受け止めてもらいたい」

それだけなんですヨ。



次回は、どうして子どもがかわいくない、

と思ってしまうのかをお伝えしたいと思います。

そこには意外な事実があるんですよ。

知ってびっくりぽん、です(笑)

2月、3月 『育児の寺子屋」 講座予定

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今後の講座予定についてお問い合わせがありましたので、

2月、3月の予定をUPいたします。

ぜひ、ご検討くださいね。



2月12日(金)親の態度と子どもの心の関係を知る。

・親の態度の3つのパターンと子どもの気持ちについてのお話

・「赤ちゃんのひみつ」ビデオ視聴 

・みんなで悩み分かち合い


    ご興味ある方はどなたでもお待ちしております。



2月24日(水)子どもになって気持ちを体感してみよう。

・怒られた時はどんな気持ちがする?

スマホに親が夢中になっていて、気づいてもらえなかったらどんな気持ち?

・赤ちゃんが親を待っているってどんな気持ち?

・お母さんがイライラしている時は、子どもの身体はどんな反応をする?

・お母さんが愛しさを心にもっている時、子どもの身体はどんな反応をする?


   など、など、子どもになって体感すると

   子どもの気持ちがとてもよく分かるのです。

   大きいお子さんがいらっしゃる方もぜひご参加ください。



3月13日(日)親子関係を良くする講座

共依存てどんな感じ? 

・関係が孤立しているってどんな感じ?

・ちょうどよい関係は? 時と場合によってどんな風に対処したらいいの?

 子どもの問題を大人が肩代わりしていない?


    一番大切な0~3歳までの関係の持ち方を考えてみます。

   大きくなって問題が表れた場合は、

   0~3歳の頃の問題を振り返ってみる必要があります。

   全ての人間関係の基本です。

   保育士さん、学校の先生もお待ちしております。


*お願い*

 講座やにじの森にビジネスを持ち込むのは

 トラブルの原因になりますので、
 固くお断りいたします。ご協力よろしくお願いいたします。

育児が変わる!人生が変わる!最初の3年がカギ! にじの森のろっこ式「育児の寺子屋」

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育児って、人生を左右するほど大切なのに、

ちゃんと教えてくれるところがあまりないのが現状だと思います。

大きくなって犯罪を犯す人はしつけをちゃんと受けていなかったのでしょうか?

厳しくしつけをすれば、社会性が身につくのでしょうか?

実は、小さいうちに厳しいしつけをしても逆効果なのです。




社会性の土台が育つのは0~1歳半の間です。

こんなに早い時期の親子関係、特にお母さんとの関係が大切なんです。

ソーシャル リファレンシングといいます。

アメリカの精神科医(エムディ)の地道な研究によると、

この間にしっかりと見守ってもらった経験のない子どもが、

大きくなって犯罪を犯しているという共通の結果がみられたそうです。

そして、成長してからその関係を作ろうと思っても難しいのだそうです。

このことを知っていましたか?




それくらい大切な乳幼児期にお子さんにどのように関わったらいいのか、

うまくいかない場合はどうしたらいいのかを、

にじの森のろっこ式でお教えします。

育児に方程式はありません。

同じ子どもでもその時々、状況によって

必要な対応は異なります。




その目安を知って安心!^0^

怒らなくていい育児にトライしてみませんか?


まずは、オープニング講座を企画しました。

親の態度の違いで子どもの心はどんな風に感じるのか?

うまくいかない時はどうしたらいいのかをお話します。

その後、ビデオ「赤ちゃんのひみつ」を視聴。

ビデオを見た後は育児の悩みなどについて、みんなで話し合いましょう。

講座では、皆さんざっくばらんに育児の悩みなどを話しています。

自分だけじゃなかった~~~っ!とみなさん安心されるようですよ^^

みんな悩んでいます。あなただけじゃないですよ~。


平日お休みのパパ参加もお待ちしています。

プレママ、プレパパ、おばあちゃんやおじいちゃんも大歓迎!





日時   2月12日(金) 10:00~12:00

場所   青葉台ニュータウンセンター(和室1,2)

募集人数 15人

参加費  1000円(参加費はにじの森のひろば保険加入費(13000円)に使わせていただきます)

*子ども一緒OKですが、保育はありません。

 

申し込み、お問い合わせはこちらまで、メールまたはお電話ください。

メール holisticlabo☆wg7.so-net.ne.jp ☆を@に変えてください。
    お名前、ご住所、電話番号をご記入の上、お申し込みください。

電話  0258-46-7718(中村)

明日からまた6ヶ月間、東京で勉強です

明日から山本美穂子さんの心理学講座に参加して来ます。

私達はみな乳幼児期に、親や周りの人の言動により

心に傷をもってしまいました。

そして、自分を守るために無意識のうちに防衛します。

心の傷が何歳ごろできたか、親の言動がどんなだったかにより

5つの防衛パターンがあります。

基礎講座では主に理論的なことを勉強しましたが、

今回はエネルギーレベルでの勉強です。




みな心に傷を持っているのですが、

その傷が大きいと、現実生活にも大きく影響を及ぼしてしまいます。

完璧な人は一人もいませんが、

親や周りの大人が子どものこころについての知識を持ち、

乳児期からなるべく適切な関わり方をしてくださったら

ひとりの子どもの人生が大きく変わると思います。

それ位、日常生活の全てにおいて関係してきます。

そのために勉強し、その知識を講座に生かしていきたいと思っています。




どんな内容の講座にしたら一番、

子どものこころについて理解していただけるのか、今、模索中です。

来月から一つずつ講座をスタートさせたいと思っています。

今年はプレママ、プレパパの募集もいたします。

昨年、プレママさんが参加してくださったのですが、

赤ちゃんが生まれる前に知っておいて良かったと言ってくださり、

本当に、生まれる前に知っていたらどんなに育児が変わってくるか、と思いました。

おばあちゃん、おじいちゃんの参加もぜひお待ちしています。

子育て講座と言えども、内容は人生の生き方に繋がります。

育児の悩み 何でもやりたがるけど、後がヒサン。ついつい怒ってしまう・・

分かります、分かります。

親の方が心の準備ができないうちに次から次へと何かやってくれると、

ついつい怒ってしまいますよね。

時間がないのに~~っと思ったり、疲れる~~っ、と思ったり。

これが果てしなく続くように思えたり。

特に男の子はね。



でも、でも、皆さん。

小学生が勉強していたら怒りますか?

理科の実験していたら怒りますか?

家庭科の勉強していたら怒りますか?




怒らないですよね~~

実は、この時期の勉強はいたずらであり、

大人のまねっこであり、

とにかく自分で何かを試してみること、なんです。




だから、怒りそうになったらまず、

このことを思い出してくださいね。

あ~~、この子一生懸命勉強しているんだ!

と思えば怒りも少しは和らぐかも知れません^^;

そして、子どもが心から嬉しいのは、

親が一緒に楽しんでくれることなんです。

そうすると自分の世界が一気に楽しくなってしまいます。




幼児期に体感した感覚は大人になっても持ち続けます。

だから、楽しい幼児期を過ごした子は人生が楽しく感じられ、

怒られてばかりいた子は、人生がしんどく感じられるのです。

何でもきちんとしなさいと言われていた子は人生が窮屈に感じます。

乳幼児期の過ごし方はものすごく重要なんですよ。




『何でも自分でやってみる」ということを経験すると

身の回りのものがどんな風になっていて、

どんな風にするとどんな風に変化するのか?

そんなことを直感的に捉えられるようになります。

これは数を数えられたり字が読めたりすることよりも

ずっと大切なことなんです。




そして内側から湧き出てくる自信に繋がります。

小さい頃に何でも自分でやってみたという経験が少ない人は

大人になっても自分に自信が持てなかったりします。

傍からみるととても力がある人のように見えても

本人が自信がなくて、結局、能力を発揮できなかったりするのです。




まず、環境をシンプルにして、

子どもがいたずらしても自分が怒らなくて済むような体制を極力整えて、

思い切りやらせてあげましょう。

それに・・大人も時にはめをはずして一緒にやってみると

案外ストレス解消になって、後片付けも苦にならなかったりしますヨ。

お試しあれ。




我が家は、お風呂を先に沸かしておいて、

いたずらの後は

どぼん、と入れたものです。

庭のハーブなどを入れておけば、

いい香りで怒りもどこかへ飛んで行くかも。




子育てひろば「にじの森」では、子どもは泥んこになり、

水や葉っぱや籾殻(もみがら)などで思い切り遊んだり、

のこぎりでひたすら枝を切ってみたり。

高いところに上がったり。

石ころにつまずいてダイビング。転んでも泣く子はあまりいません。

それよりも遊びが楽しくて仕方ないんです(笑)

 

 

それでも怒りが湧いてきて、湧いてきて

コントロールができない程の場合は

ご自分の幼児期の育ちに何かある場合があります。

そこを見る必要があるかも知れません。

育児の悩み  オッパイは時間を決めてあげた方がいいの?泣いたらすぐあげた方がいいの?

初めての赤ちゃんの時は、殆ど何も知らないうちにお母さん、お父さんになるので

分からないことがいっぱいだと思います。

たとえ知識があっても、いざ赤ちゃんを目の前にすると

どうしていいか分からなくなったりします。




おばあちゃん達の世代には、時間を決めてと言われてきたかも知れません。

ですので、時間を決めた方がいいよ、と教えてもらっているかも知れません。

ですが、こころの研究が進み、

実は泣いたらすぐにあげる、というのが良いということが分かってきました。




赤ちゃんの時代に一番大切なことは、

この世界を信じられる、人を信じられる、ということを

経験から学ぶということです。

オッパイ欲しいよ~、と泣いていても

まだ時間じゃないから後でね、と言われたら

赤ちゃんはそんな理屈は分かりませんから、

私が欲しいよ~と泣いても誰も応えてくれない、

という感覚がすり込まれてしまいます。

ですので、時間よりも欲しがったら与えてあげる、

という方が良さそうです。




夜中の授乳も、数日あげないでいると夜中に起きなくなるよ、

と言われることがあるかも知れません。

でも、それは赤ちゃんが納得してそうなるのではないのです。

「泣いても誰も応えてくれない、だからあきらめちゃった」状態なのです。

そういう子は大きくなってからもすぐ何かをあきらめてしまうのです。

今は大変でも、応えてあげるということが大切です。

応えてもらえるということが分かると、

案外落ち着いてきたりします。

昼間の出来事で何か心が不安定になった時も

突然何度も求めてくるかも知れません。




子どもはお母さん、お父さんが応えてくれるかどうか、

人生の節目、節目で確かめたりします。

そういう時は、どうしてこうなんだろう?

なんて思う程荒れたりもします。

そういう子は赤ちゃんの時に応えてもらう経験が少なかったのかも知れません。

そういう時はその時が実はチャンス。

十分、もういい、って子どもが思うまで応えてあげれば

落ち着きますよ。



大変な時はSOSを出し、周りを巻き込んで(笑)

乗り切ってくださいね。

助けを求めるということも育児力のひとつです。