0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

息子の命日によせて

明日、9月20日は息子の12回目の命日です。

11歳で天に帰って行った息子は、

とうとうあちらに帰ってからの年月の方が長くなりました。



今年は9月に入っても何かと忙しい日々で、

普段の年なら、今頃はどうしても苦しさがつのるのですが、

今日も忙しく1日が過ぎ、苦しさは感じていない自分がいます@@



いつも私を見守ってくれている息子にしてみたら、

ようやく私が息子の死を受け入れたことを

ずいぶんと喜んでくれていることでしょう。

私の祖母と共にお祝いしているかも知れません^^;

今年は叔父もその仲間入りをし、

3人でしみじみ語り合っているのかな?




こんな風に息子の死を受け入れられる時が来るとは

想像も出来ませんでした。


外に出ると子ども達がいて、それを見るのが苦しく、

新聞やテレビを見ても、死という言葉を聞いただけで、

見ただけで,苦しくて苦しくて。


近所を歩けば、そこここに息子の面影を見ては苦しく、

息子と共にやっていた楽しいことはすべて出来なくなり。

何をして暮らせばいいやら分からなかった日々。

星空を見れば胸がしめつけられる。

朝起きても動けない。



そんな日々から、自分を見つめ、

もがきながら、模索しながら12年を歩んで来ました。

そして見つけた道は、見ることも苦しかった子ども達とご両親の支援です。

この12年の間に、いかに小さい頃の親子関係が重要で、

その頃の経験が、大きく人生を左右してしまうのかを知りました。



これからは、地道にそれを伝えて行きたいと思っています。

不登校、引きこもり、生きづらさ、家庭内暴力

それは決して子ども達に非があるのではありません。

子どもだって、自分がどうしてそうなのか?どうしていいのか?

分からずに苦しいのです。

誰も悪くないんです。誰かを責めても解決しません。


それを大人が責めるのではなく、心のしくみを知り、

大人がまず自分を知り、大人も自分を癒し、大人が生まれ変わる。

それと同時に子どもに寄り添いながら一緒に歩んで行く。

そこにはきっと新しい道が開けて行くと思います。


人と同じ道を歩まなければならない、なんて誰が決めたの~?

みんな違うんだから、同じ人生は歩めないよ~

幸せは学歴では決められないよ~

今からが出発だよ~~ と、

今、つらい想いの親子に呼びかけたい気持ちです。


ようやく動き出せるようになった今、

(年齢的にはチトきついけど^^;)私も新しい出発です