育児のあいうえお 「あ」なたのお子さんを知る
我が家の息子は障碍児だったことは
以前のブログに書きましたが、
いくら養護学校(今の特別支援学校)で先生をしていたとは言え
最初はほんと~~に、どうやって育てていったらよいか、
いえいえ、どうやって生かしていったらいいか
分かりませんでした
3ヶ月にしてストレスで髪を半分引っこ抜き、
抱っこしていても私の胸にガンガンと頭をぶつける。
なかなか笑顔にならない。
大声で泣くほどの力はなくてぐずぐずといつも機嫌が悪い。
おっぱい飲めない、夜眠れない、うんちも出ない、
ないないづくしの人生のスタートでした。
おっぱい飲めないのに哺乳瓶は断固として拒否 するのでした。
その息子を何とか少しでも穏やかに過ごさせてあげたいというのが
私の願いでもありましたし、自分も穏やかに暮らしたい!
と最初は思っていました。
どうしたら良いのか?
それでジッと観察してみたのです。
そうして分かったことは
自閉的と言っても決して自分を閉ざしている訳ではないということ。
むしろ色んなことを刺激的に感じすぎるので
どうしていいか分からない状態になっているということ。
色んなことに興味はあるということ。
刺激が強すぎて、好き過ぎると直視できないということ。
呼吸が浅くて不規則でおっぱい飲めないということ。
観察してみると色んなことが見えてくるのですね。
あなたのお子さんのこと 知っていますか?
子ども達はみ~~んな違います。
10ヶ月にして始めて寝返りして普通に育っている子もいますよ。
それくらい色んなお子さんがいます。
まず、目の前のお子さんを知ることから始めましょう。
「あ」なたのお子さんを知る
朝一番に目を合わせた時のことを思い出せますか?
今日の顔色は?
今日の元気度は?
昨日と変わっているところは?
今日 初めて出来たことは?
今日の笑顔はどんな笑顔?
すてきな一日でありますように