育児のあいうえお 「い」や~!には「いやなんだね~」
世界中のお母さん、お父さんが恐れる2歳児ですが、
「いや!」を言えるというのは大切な能力です。
自我の芽がちょっと顔を出したのです。
ちゃんと種が育って芽を出したのだから、
それを摘み取ったり枯らしたりしないように大切に育てましょう。
そうは言っても
朝から晩までイヤー、イヤーを言われていたら身がもたないって?
そうですよね~~
嫌になって、こちらの方こそ「いや~~!」と叫びたくなりますね。
分かります、その気持ち。
何とかうまいこと乗り切りたいところですよね。
その前にまず覚えておいていただきたいことは、
永遠に続きそうな気がしても、
終わる時が来る、ということ。
そう思うとちょっと心が軽くなりませんか?^^
子どもの気持ちには
どんな時にも「まず共感」
「いや、いや~~」と言われたら
「そっかぁ、いやなんだね~~」
と返し、ささとっと何か違う楽しいことに意識を向けさせる。
あくまでも楽しく
共感した後、こちらから質問する、という手もあります^^
「いや~」
「そうなんだ~ いやなんだね~」と言いつつ
親がしてほしいことの方に意識を向けさせてあげるために
「それじゃ、〇〇はどこにあるか知ってる?」
などと聞くと、最初に言ったことは忘れて教えてくれようと
そこまで自分で行ったりします。しめしめ
行って欲しいところにササッと行ってしまったりします。
どちらかを選ばせる、という手もあります。
いつも「いや~」と言われることには
あらかじめ二つの選択肢を用意しておき、
「これとこれ、どっちがいい?」と聞くと
子どもは自分で選択するので、割と満足してしまいます。
いろんな手があると思いますので、
毎日楽しみながら実験?してみましょう。
今日はどんな手でいこうか?とゲームにしてしまえば
苦痛な「いや、いや」も少しは楽しくなることでしょう^^;
子どもに「なんだか分からないけど楽しいゾ」と思わせるのがコツです。
親も毎日頭の体操をさせてもらっていると思えば
苦痛も少しは軽減するかも知れません