0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

育児のあいうえお 「い」や~!には「いやなんだね~」

世界中のお母さん、お父さんが恐れる2歳児ですが、

「いや!」を言えるというのは大切な能力です。

自我の芽がちょっと顔を出したのです。

ちゃんと種が育って芽を出したのだから、

それを摘み取ったり枯らしたりしないように大切に育てましょう。



そうは言っても

朝から晩までイヤー、イヤーを言われていたら身がもたないって?



そうですよね~~

嫌になって、こちらの方こそ「いや~~!」と叫びたくなりますね。

分かります、その気持ち。



何とかうまいこと乗り切りたいところですよね。

その前にまず覚えておいていただきたいことは、

永遠に続きそうな気がしても、

終わる時が来る、ということ。

そう思うとちょっと心が軽くなりませんか?^^




子どもの気持ちには

どんな時にも「まず共感」

「いや、いや~~」と言われたら

「そっかぁ、いやなんだね~~」

と返し、ささとっと何か違う楽しいことに意識を向けさせる

あくまでも楽しく



共感した後、こちらから質問する、という手もあります^^

「いや~」

「そうなんだ~ いやなんだね~」と言いつつ

親がしてほしいことの方に意識を向けさせてあげるために

「それじゃ、〇〇はどこにあるか知ってる?」

などと聞くと、最初に言ったことは忘れて教えてくれようと

そこまで自分で行ったりします。しめしめ

行って欲しいところにササッと行ってしまったりします。



どちらかを選ばせる、という手もあります。

いつも「いや~」と言われることには

あらかじめ二つの選択肢を用意しておき、

「これとこれ、どっちがいい?」と聞くと

子どもは自分で選択するので、割と満足してしまいます。



いろんな手があると思いますので、

毎日楽しみながら実験?してみましょう。

今日はどんな手でいこうか?とゲームにしてしまえば

苦痛な「いや、いや」も少しは楽しくなることでしょう^^;

子どもに「なんだか分からないけど楽しいゾ」と思わせるのがコツです。

親も毎日頭の体操をさせてもらっていると思えば

苦痛も少しは軽減するかも知れません