0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

育児のあいうえお 「ま」ちがい(間違い)があるのではない、違いがあるだけ

「自分の育児は間違っているんじゃないか?!」と

たいていのお母さんやお父さんは思ったことがあるのではないでしょうか?

あなたも思ったことがありますか?

育児書などにはだいたい何ヶ月に〇〇ができる、

などと書いてあるので、

うちの子はまだ出来ない、、、と心配になったり焦ったり。




でも、ほんとうに育ちは千差万別。

インファントマッサージの教室をやっていた頃は

だいたい2ヶ月~7ヶ月くらいの赤ちゃんが来ていました。

でも、ひとりとして同じ赤ちゃんはいませんでしたよ^^

性格も違えば好みも違う。

夜よく眠る子もいれば夜泣きする子もいる。

離乳食だって、早く食べる子もいれば遅い子もいます。

育てやすい赤ちゃんもいれば、大変だな~~って思う赤ちゃんもいます。




みんな違うだけで間違いがある訳ではないのです。

みんな違うのに正解の育児なんてないんです。

今、何をやればいいのか、何が必要なのかは赤ちゃんや子どもが教えてくれます。

まずはよ~~く観察する。

今の現状がその子の発達そのものです。

それを認める。受け入れる。

ただ、うちの子はこうなんだな~~、と受け入れる。




子どもが先生です。

そして、こころが満たされていない感じがしたら満たしてあげる。

子どもはたいてい、お腹がすいている、眠い、

というような生理的なことが満たされていないとぐずりますが、

こころが満たされていないと、いつまでも何かしんどそうです。




怒られてばかりだったら満たされません。

何でもきちんと!と言われたらしんどいです。

逆に何でもしてもらい過ぎていたら、自由がない感じがして満たされません。

人や自分の心や体を傷つけたりはキッパリNo!

それ以外はやりたいようにやらせてみましょう。

失敗を怒るのではなく、失敗したらどうしたらいいのか考えさせてあげましょう。

子どもの必要に過不足なく応えてあげる。

あとは、お母さん、お父さんの笑顔が一番子どものこころを満たしてくれます^^