0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

育児のあいうえお 「わ」らい(笑い)飛ばして生きようよ

生活の中に笑顔がありますか?

亡くなった我が息子のことですが、

あまりに普通のところがなくて^^;

笑い飛ばすしかないことがたくさんありました。




息子との生活はかけがえのないものだったけれど、

1日1日がぎりぎりの生活で、さっきまで笑って遊んでいたと思ったら

突然発作が起きて呼吸が止まり、病院へ、というのが日常生活でした。

細かいことにも気を配らなければならなかったので、常に緊張してはいたのですが、

逆に大胆にならなければ心配過ぎて生きていけません。

だから笑い飛ばすしかないよ~~~、という感じです。

今を楽しむ、ということを自然としていたと思います。




息子の笑顔が見たくて、でも楽しすぎても発作が起きるため

細心の注意を払いながら、極力楽しく!^0^

大変だったけれど、今はそうして良かったと思えます。

食事をすることひとつをとっても、普通の方法では食べられないので

日曜大工(と今は言わないか^^;)で息子使用のグッズを作ったり。

たくさん工夫して手作りしました。




普通のお子さんでも大変なことはたくさんあると思うのですが、

大変な中に幸せを見出せるか、なんですよね。

大変なことが起きない人生なんてないんです。

みんな大変だし、しんどいし。

そこをお互いにどう生きていくのか。




我が息子はいわゆる世間の常識外を生きていましたが、

そこをよしと出来るかどうか。

不思議な感覚なんですよ。

周りはどんどん変化していくのに、我が家は毎年同じことの繰り返し。

家での生活、病院での生活。

ともすれば病院での生活が長くて、小さい息子が家を忘れたこともありましたし。

それをよしとして、自分の生活を慈しむことができるかどうか。




親は子どもの笑顔が見たくて頑張ることが多いですけど、

実は子どもの方も親の笑顔が一番好きなんです。

親の笑顔で幸せになれるんですよ^^

しんどいことはたくさんやって来るけれど、

時には笑い飛ばして生きましょう。