0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

育児の悩み  二番目が生まれたら、上の子がいじめる

ひとり目のお子さんがちょうどイヤイヤ期の頃に二人目が生まれると

お母さんの苦労は2倍どころか3倍にも4倍にもなった感じがする人も多いことでしょう。

私が日ごろ接しているお母さん達の悩みナンバー1かも知れません。

お母さんとしても悩みナンバー1ですが、

実はお子さんから見ても、きっと悩みナンバー1です。





それはもしかしたら、お母さん以上の衝撃かも知れません。

昨日まで注目の的だったのに、

大人が関心をもつのは赤ちゃんの方。

お母さんも忙しそうだし、はいはい、

と返事はしても気もそぞろになりがち。

いつも、いつも後回し。

子どもの気持ちをのぞけばきっとそんな風です。





大人でも突然そんな態度を取られたら、

分かっちゃいるけどスネてしまいませんか?

子どもにしてみたらもっと大変かも知れません。

弟や妹の頭の一つもバシッとやりたくなっても仕方ないかも知れません。

大人は、そんなことやっちゃいけない、

と分かっているからやりませんが。

でも、その代わり皮肉の一つも言ってしまいます^^;

子どもは素直だから、ストレートに表すんです。

逆に、表さないとしたら、その方が重症ですよ。

もうあきらめているか、ウソをつくことを学んでしまっているか、

ものすごく自分を殺しているか。

そうなると大きくなってからその反動が出るのです。






さて、どうしたらいいでしょう?

あなたならどうして欲しいですか?

これは子どもの気持ちを考える練習です。

ノートに書いてみてくださいね。

こうして書きとめておくことで、

また自分の気持ちを振り返ることもできますし、

子どもがもっと大きくなった時に、

なつかしい思い出として思い出されるかも知れません^^








書いてみましたか?

子どもはきっと、その寂しさや、

自分なりに我慢している気持ちを

分かってもらいたい、と思っていることでしょう。

「〇〇も寂しいよね。お母さん分かっているよ。

いつも我慢してくれてありがとう。でも、寂しくてたまらなくなったら言ってね。」

こんな風な言葉を、お子さんの年齢に応じて言ってあげてくださいね。

そして、寝る前に特別な触れ合いタイムを持ってみてください。





根気強く続けてあげることが大切です。

これは大きくなった子どもでも同じです。

私の知っているケースでは、

小学校5年生のお子さんでも赤ちゃん返りしました。

もう、たくさん触れ合って、たくさん抱きしめて、たくさん話を聞いてあげてください。

上のお子さんが、お母さんは取られたんじゃない!と確信が持てれば落ち着きます。

早い子では1週間くらいで落ち着く子もいます。

ここは、真剣に取り組んでみてください。

上のお子さんが確信をもてるかどうかが勝負です^0^





母のストレスはご主人に聞いてもらって解消しましょう。

そして、日ごろからそういう夫婦関係を大切にするということが

子育てにも大きく影響するんですヨ^^