0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

育児の悩み  子どもが夜寝てくれない 何度も起きる

私もこれには悩まされました。

障害児だったので、昼夜逆転で夜な夜な起きていていたずらしていました。

それだけなら、勝手にやってくれ~~と思えていたのですが、

けいれんの発作が突然出て、アッという間に呼吸が止まり、

普通は少し経つと自然に回復するのですが、

息子の場合が自力で回復できなかったのです。

それなので、私は布団に入り、うつらうつらしながらも

始終神経をはりつめて、息子の様子を伺わないとならなかったのです。

むしろ、がさごそと音がする時は生きている証拠なので安心。

し~んとなると飛び起きて様子をみました。

呼吸が止まる以外にもギャ~ッと叫びたくなるような事態になっていたり(苦笑)。




そんなでしたので、夜お子さんが寝てくれない辛さは私もよく分かります。

お母さんたちに話していることですが、

眠りに入る、ということは赤ちゃんにとっては大変なことらしいです。

寝ているようで、そんなにグッスリと寝ている訳ではないそうです。

それから、成長の節目、節目に眠れなくなったりします。

昨日までは気にならなかったことに今日は気づいて、

それが刺激になって興奮して夜眠れなくなったりします。

そういう成長の節目の場合は、お母さんに

これが過ぎたらまた成長しているから、今は大変でも

頑張りがいがあるよ~~、と話しています。

そんなこともあるんですよ。




敏感な赤ちゃんはすぐに起きやすいかも知れません。

そういう場合はバスタオルなどで腕を内側に入れて

きつめに巻きつけてあげて、身体を少し丸めた感じでそーっと寝かせてあげると良いです。

たぶん助産師さんはご存知だと思いますので、習ってください。




それから、これが大切なのですが、

子どもはお母さんの気持ちに敏感に反応します。

だから、イライラしていると、それを察知してなおさら敏感になってしまうんです。

「今は成長の節目だ、そのうち寝てくれるよ~」という位の気持ちでいると

かえって寝てくれたりします。

たいていの子どもが1回は夜泣きをする時期が来る、

くらいにゆったり考えていると良いと思います。

刺激に敏感になっている時期は、一日のリズムをゆったりしましょう。

大人の働きかけも少なくして、

ちょっと外に出て外の空気に触れたりするのもいいですよ。




不調な時は、いずれにしても、大人の生活に合わせようとしないで、

赤ちゃんのリズムに合わせてあげると良いと思います。

障害がある場合は、なかなか眠れないところから脱出できないことも多いですので、

パパや周りの人に協力をお願いできるといいですね~

いつでも、眠れる時に寝ておくのがコツです。