こどもにうまくNo!を伝えられますか?
子どもは3歳くらいまでは自分で自分の気持ちをなかなかコントロールできません。
それは脳の働きが、そう出来るようになっていないからです。
その時期はギャー、ワー、となったら、抱っこしたりヨシヨシしたりなだめたりと
親が気持ちをコントロールすることを助けてあげる必要があります。
気持ちに共感してあげることも大切です(これについては、そのうち詳しく書きますね)。
それがこの時期のしつけです。
さて、少し大きくなってきて、
同じ「お店の中でひっくり返って泣く」おなじみの場面でも
何だか親の方が何とも言えない「いや~~な気持ち」がする時があります。
そういう時は無意識に子どもが親をコントロールして
自分の言うことを通そうとしている時です。
それまではどちらかと言うと、単純に欲しくてワーワー言っている感じです。
そういう時に、あなたはどう対処していますか?ちょっと思い出してくださいね。
要求に負けて、仕方なく買ってしまっていますか?
それをすると、子どもは無意識のうちに、
しめしめ、、うちの親はこうすれば何でも言うこと聞いてくれるゾ、
と思ってしまいます。
子どもが悪いというよりも、親の対応が違っているのです
さて、どうしたらいいか???
今風に言えば「キッパリNo!」オーラを出す
のです。
親が自分に誇りをもって、良い意味での権威をもって
きっぱりNo!を伝える。
それができれば、子どもはそれを察知します。
大きな声を出す必要はありません。
小さな声でも、時には何も言わなくても、
きっぱりNo!が伝われば、子どもはやめます。あきらめます。
人として、これは絶対やってはいけないということは
きっぱりNo!を伝えましょう。
そうしないと子どもは何でもやってOKと思い込みます。
あとあと、大きくなってから大変なことになりかねません。
でも、そういう場面はめったになくて、
たいていは親の対応が違っているのですけど。
(親の都合で何でもNo,を言っていると信頼されなくなりますから、
そこはご注意。)
これも練習です。
育児は練習。生き方も練習。
私も日々生き方練習してます (笑)