0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

こどもにうまくNo!を伝えられますか?

子どもは3歳くらいまでは自分で自分の気持ちをなかなかコントロールできません。

それは脳の働きが、そう出来るようになっていないからです。

その時期はギャー、ワー、となったら、抱っこしたりヨシヨシしたりなだめたりと

親が気持ちをコントロールすることを助けてあげる必要があります。

気持ちに共感してあげることも大切です(これについては、そのうち詳しく書きますね)。

それがこの時期のしつけです。



さて、少し大きくなってきて、

同じ「お店の中でひっくり返って泣く」おなじみの場面でも

何だか親の方が何とも言えない「いや~~な気持ち」がする時があります。

そういう時は無意識に子どもが親をコントロールして

自分の言うことを通そうとしている時です。

それまではどちらかと言うと、単純に欲しくてワーワー言っている感じです。



そういう時に、あなたはどう対処していますか?ちょっと思い出してくださいね。





要求に負けて、仕方なく買ってしまっていますか?

それをすると、子どもは無意識のうちに、

しめしめ、、うちの親はこうすれば何でも言うこと聞いてくれるゾ、

と思ってしまいます。

子どもが悪いというよりも、親の対応が違っているのです



さて、どうしたらいいか???

今風に言えば「キッパリNo!」オーラを出す

のです。

親が自分に誇りをもって、良い意味での権威をもって

きっぱりNo!を伝える

それができれば、子どもはそれを察知します。

大きな声を出す必要はありません。

小さな声でも、時には何も言わなくても、

きっぱりNo!が伝われば、子どもはやめます。あきらめます。



人として、これは絶対やってはいけないということは

きっぱりNo!を伝えましょう。


そうしないと子どもは何でもやってOKと思い込みます。

あとあと、大きくなってから大変なことになりかねません。

でも、そういう場面はめったになくて、

たいていは親の対応が違っているのですけど。

(親の都合で何でもNo,を言っていると信頼されなくなりますから、

そこはご注意。)


これも練習です。

育児は練習。生き方も練習。

私も日々生き方練習してます (笑)