育児のあいうえお 「た」だ、ただ ありのままを受け入れてあげる
世界で最初のフリースクールを始めたニイルという人は
多くの問題児を学校に受け入れていたそうです。
それも相当な問題児だったようなのですが、
ニイルの行った方法で6ヶ月くらいで
子ども達が正常化し、思いやりのある健康な子どもになったそうです。
ニイルは盗みをする子どもと一緒に盗みもしたそうですが、
(あらかじめ断わっておいたそうですが)
そのような教育法が効果をあげていたなんて
びっくり@@しませんか?
ニイルが行ったことは、実は問題のある子を
ありのままに丸ごと受け入れてあげる、ということなのです。
問題を起こす子は、実は何らかの形で
自分の存在を否定されてしまったことのある子なのです。
それは、家庭の厳しいしつけだったり、
正しいとされる倫理観の押し付けだったり。
一般には良いとされていることが、
実は子どもを抑圧してしまっているのです。
子どもを型にはめようとすると、無意識のうちに反発します。
しっかり丸ごとを受け入れてもらう体験が
とても大切です。
その存在をただただ受け入れてあげる、
そのことが、何度も書いていますが、
子どもの心の奥深くに安心感として残り、
ずっとそれが人生の支えとなるのです。
もし、今日、子どもを受け入れてあげられなかったなぁと思う方は
寝る前に、「大好きだよ~」と言って、
ギュッとしてあげてみてはいかがですか?