0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

育児のあいうえお 「ち」がい(違い)を認める

お母さん達と接していて感じることは、

ある出来事が起きた時、

「正しい対応はどうするのか?」ということをとても気にしている、

ということです。




子どもは一人、一人みんな違います。育ちも違います。

正しい答えがひとつということはなく、

その時々で判断する必要があります。



あ~~、ここに学校教育の弊害というようなものが

現れているんだなぁと思ってしまうのです。

お母さん達が悪い訳ではありません。

学校で何年も、正しいかどうか、〇か×かが判断基準という教育を受けていれば

みんなそうなると思います。




子どもはみんな違う、

そのことがお母さん達を何か不安にさせてしまうのでしょう。

育児に正解なんてないのだと思います。

心を込めたかどうか、愛があるかどうか、

丸ごとを受け入れているかどうか、

そんなことを基準にしてみてはいかがでしょう?

みんなそれぞれの違いを認めてあげましょう。

エニアグラムでは、性格は大雑把に分けて9通りに分類されます。

細かく分けると108通り。

子どもが間違っているのではなく、違いがあるだけ

「みんな違ってみんないい」です。




どうしても育児が苦しい人は、まずご自分を癒すことが大切です。

自分の苦しさの中には、親からの影響がたくさんあります。

そこを、怖いかも知れませんが、思い切って見てみましょう。





まど みちお さんの詩をご紹介します。

       ノミ

   すばらしいことが

   あるもんだ

   ノミが

   ノミだったとは



   ゾウでなかったとは