育児のあいうえお 「ち」がい(違い)を認める
お母さん達と接していて感じることは、
ある出来事が起きた時、
「正しい対応はどうするのか?」ということをとても気にしている、
ということです。
子どもは一人、一人みんな違います。育ちも違います。
正しい答えがひとつということはなく、
その時々で判断する必要があります。
あ~~、ここに学校教育の弊害というようなものが
現れているんだなぁと思ってしまうのです。
お母さん達が悪い訳ではありません。
学校で何年も、正しいかどうか、〇か×かが判断基準という教育を受けていれば
みんなそうなると思います。
子どもはみんな違う、
そのことがお母さん達を何か不安にさせてしまうのでしょう。
育児に正解なんてないのだと思います。
心を込めたかどうか、愛があるかどうか、
丸ごとを受け入れているかどうか、
そんなことを基準にしてみてはいかがでしょう?
みんなそれぞれの違いを認めてあげましょう。
エニアグラムでは、性格は大雑把に分けて9通りに分類されます。
細かく分けると108通り。
子どもが間違っているのではなく、違いがあるだけ。
「みんな違ってみんないい」です。
どうしても育児が苦しい人は、まずご自分を癒すことが大切です。
自分の苦しさの中には、親からの影響がたくさんあります。
そこを、怖いかも知れませんが、思い切って見てみましょう。
まど みちお さんの詩をご紹介します。
ノミ
すばらしいことが
あるもんだ
ノミが
ノミだったとは
ゾウでなかったとは