犬の花に父を見ていた@@(子どもの頃の心の傷)
我が家のトイプードルの花は、とても甘えん坊です。
最初来た時はその逆で、体に触るのも大変、
私たちに向かって歯をむき出していました。
それがいつの間にか甘えん坊になり、
今度は逆に抱っこ、抱っこです。
昨年、小千谷の子育てひろばに週1回通うようになり、
朝から家を空け、遅いと帰るのが夜の7時過ぎになりましたので、
その頃からだんだん甘えん坊がエスカレートしてきたように思います。
犬にもそんなことがあるとは知らず、びっくり@@でした。
それくらいならまぁいいのですが、
私が出かけると翌朝吐くようになりました。
今はにじの森も始め、講座も始め、
色んなことを始めたので、
家にいても花に関われる時間が少なくなってしまいました。
花はそれで益々甘えん坊がエスカレートし、
自分の思うように抱っこしてもらえないと、
今度はエサを食べなくなったのです。
さすがに私も気が重くなり、どうしたものかと思う日々。
まるで小さい子供がいる家のようです。
子どもなら仕事はセーブすると思うのですが、
犬のことで仕事を減らすわけにもいかず・・
昨日、友達にメールでこのことについて聞いてもらいました。
自分の周りに起きている出来事で、
自分の気持ちがもやもやする時は
何か子どもの頃のこころの傷に触れる時なのです。
花との関係も何かあるんだろうなぁ、と思っていました。
友達に聞いてもらっているうちに、自分の心模様が見えて来ました。
私に甘えたい花をそのまま受け入れなければならない、
というような気持ちがあることに気づきました。
~しなければならない、という気持ちがある時には
さらに何かあるのです。
甘えられない時に吐いたりご飯を拒否したりする花を
私はすごーく重荷に感じていたのです。
それはどうしてなのか?と見てみたら、
なんと、子どもの頃の父の姿がそこに重なっていたのです。
勉強が分からないのに、無理やり勉強されられ、
良い成績を取らないと大変な事態が待っていたり。
私にとっては無理難題。
そこにいなくても、私に見えない圧力をかけていたり。
勉強ばかりではありませんが、いろいろあったのです。
父は私のために良かれと思ってやっていたのでしょうが、
子どもの私には重荷で苦しく、大変なことでした。
父の期待に応えられないことで
自分を責めたり罪悪感を感じたりしていた幼い私。
そこに花のことがヒットしていたのでした。
花の期待に応えられない罪悪感。
な~~んだ、そんなところに繋がっていたのか@@
とびっくりし、今の私なら笑えるのですが、
父との関係が裏にあり、花が私にはとても重苦しく感じていたという訳なのです。
そこに気づけたので、気持ちが一気に軽くなりました。
人間関係や子どもとの関係で、
何か心がもやもやとすることがある時は、
大抵、こんな風に子どもの頃の心の傷がうずいている時なのです。
親の方はそんなつもりがなかったり、良かれと思ってしたことなのですが、
子どもが受け取っていることは全く違っていたりします。
もし、そういうことがあるならば、
早めにカウンセリングやセラピーを受けて解消していけば、
人間関係、親子関係が楽になっていきます。
今の自分の問題を見てみると、
本当にびっくりするような子どもの頃の体験が出て来るのです。
意識では笑えるようなことでも、
無意識の中の「子どもの自分」には、とても重いことなのです。