育児のあいうえお 「な」く(泣く)ことはコミュニケーション
「泣く」ことは、実はりっぱなコミュニケーションです!
私たちはなぜか人が泣くとうろたえてしまいます。
それはもしかしたら、小さい頃に親から
「そんなこと位で泣いてはいけません!」
なんて言われていたかも知れないし、
「男なら泣くんじゃない!」
なんて言われていたからかも知れませんね。
それとも、人が悲しんでいるのを見るのが辛いのかも知れません。
とにかく、赤ちゃんや子どもに泣かれると
心がざわざわしてしまい、落ち着かなくなる、という方も多いのではないでしょうか。
でも、赤ちゃんにとっては唯一の自己主張なんです。
泣くことで、今のこの状態ではイヤなんだ~~~!ということを伝えている訳です。
だから、赤ちゃんが泣くことは良いことなんですね。
泣いた時に応えてもらう、そのことがコミュニケーションの始まりです。
初めてお母さんになった方は、最初はオロオロしてしまうかも知れませんね。
でも、泣いているのは言葉の代わり、と思うと安心でしょう。
0歳代は人生で一番と言っていいほど大切な時期です。
「信頼」ということを学ぶ時期だからなのです。
泣いた時にお父さん、お母さんに応えてもらうことにより、
「人を信頼する」ということを学びます。
ですので、他のことはさておき、すぐに応えてあげましょう。
泣き声を聞いたら、あ、赤ちゃんがコミュニケーションをとろうとしている!
と思ったらいいと思います。
人生の大切な土台の時期です。
抱っこやおんぶをたくさんしてあげて、
肌から安心感を伝えてあげましょう。
コミュニケーションと言えば、
最近なぜかおんぶをしている人をあまり見かけませんが、
昔ながらのおんぶは、いいことがたくさんあります。
家事をしながらでも触れ合っていられますし、
ひょい、と振り向けば赤ちゃんの顔も見れますし、
家事もスイスイです。
首がすわったら、ぜひお試しください^^