0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

育児のあいうえお 「け」いけん(経験)から学ぶ

子どもは経験から学びます。

生まれたばかりの赤ちゃんが泣き声をあげると

お母さんが応えてくれる。

その時、赤ちゃんはコミュニケーションの一歩を学びます。




少し大きくなって手に物が持てるようになると

それを振ってみたり、なめてみたり、投げてみたりして

五感を使ってその物はどんな物か、

体を使うってどんなことか、どうなるのかと

様々なことを学びます。




ご飯を食べている時に水をこぼしてしまった時、

手でピチャピチャしてみて、水ってどんなものなのかを学びます。

ママにダメよ^^って言われた時、

この世には受け入れてもらえないことがあることを学びます。




手でつかめるようになると、ちっちゃいおにぎりを自分の手で食べてみることを学びます。

外に出て見ると、色んな花や葉っぱや、風やお日様の光、

ありとあらゆる物事を日々新しく学びます。

子どもが興味をもったら、たとえ大人にとっては汚れることであっても

まずは経験させてあげましょう。




それは何ものにも変えがたい、赤ちゃんや子どもの勉強です。

本当のことは経験して初めて分かり、初めて身につきます。

失敗してこそ初めて分かることもたくさんあります。

失敗しても怒らないで、どうしたらいいのかを

子どもに考えさせてあげましょう。




何事も、親が先回りしないで、見守りつつ体験させてあげましょう。

自分でやってみることを大切にしてあげましょう。

言葉で教えてもらうことと、体験してみることは

全く違うことです。

子どものうちは経験こそが勉強です。
遊びこそが勉強です。