0~3歳の育児が分かる! にじの森のおばさん   「ろっこ」のブログ

森の中の子育てひろば「にじの森」(NHKで放送されました)の主催者ろっこが育児がつらいあなたへ贈る「育児のひみつ」

障がいのあるお子さんに一番必要なことは?

今はもうこの世にはいませんが、

我が家の息子も障がいがありました。

飲めない、食べられない、眠れない、排泄できないと、ないないづくしでしたが、

笑顔だけはいっぱいの子でした。



最初から笑顔だった訳ではなく、

最初は怪獣タロゴンとあだ名を付けたくらい^^;大変な状況でした。

生後3ヶ月目にはストレスから自分で髪の毛半分引っこ抜いてしまったくらいです。



そこから笑顔いっぱいになるまでに何をやったのか?

それは・・・

やっぱり普通のお子さんと変わりなく、

抱っこにおんぶ、なるべく心地よいことをたくさんしてあげました。



障がいのあるお子さんは、

いわゆる健常のお子さんよりも

もっともっと「安心感」や「スモールステップ

進むということが必要です。



安心感を与えてあげるために必要なことは、

やはり心地よい触れ合いをたくさん持ってあげるということです。

それからちゃんと「応えてあげる」ということ。

障がいがあるということは、

私達には計り知れない刺激を感じたり、

それがゆえに怖さもいっぱいなのです。




この世で経験する最初のことが

「安心」できたり「応えて」もらえることだったら、

少しずつ少しずつ、自分が受け入れてもらえている感じや

コミュニケーションっていいな、という感覚がもてるようになります。




根気は必要ですが、

そうしているうちに笑顔が増えてきたり

できることが増えてきます。

一番大切なことは、「他の子と較べない」ということ。

その子の育ちを尊重してあげることです。